サステナブルな大豆で育った、アメリカンポークを味わう10月はポークトーバー

 環境に配慮してサステナブルに生産されるアメリカ大豆。その大豆を食べて健康に育つのがアメリカンポークだ。近年、話題のポークに感謝を環境に配慮してサステナブルに生産されるアメリカ大豆。その大豆を食べて健康に育つのがアメリカンポークだ。 捧げる10月の祭典「ポークトーバー」や、おすすめメニューについて紹介する。

アメリカンポークをまるごと楽しむ10月はポークトーバー

 アメリカの肥沃な大地で、サステナブルに栽培された大豆やトウモロコシを食べて育つアメリカンポーク。農家の多くは家族経営で、手間をかけて丁寧に育てられるポークは、栄養たっぷりにおいしく育つ。

 

 アメリカンポークを楽しむ祭典が「Por kto ber( ポークトーバー)」。「ポーク(Pork)」と「オクトーバー(October)」を掛け合わせた造語で、アメリカの中西部を中心に秋に開催される。生産農家と地域の住民が、ポークの様々な部位を調理法や加工法を変えて味わうのが醍醐味だ。ポークの塊肉を細かく裂いて作るプルドポークや、BBQで焼いたローストポークなどが代表的な料理。自然と実りに感謝をささげながら、おいしいアメリカンポークをいただく祭典が上陸間近だ。10月はポークトーバーで、多彩な調理法により、ポークを味わおう。

 

 

 

日本の食を支えるために環境を守り安心・安全なアメリカ大豆を安定供給

 食卓で見かける豆腐や納豆などの大豆食品、大豆たんぱくも含め、日本では多くの食品の原料として、アメリカ大豆が幅広く使用されている。また、ソイオイル(大豆油)の原料としてもアメリカ大豆は普及しているが、他のオイルに比べて風味が良く、コクやうまみもある。

 日本で使われる大豆のほとんどが輸入大豆で、そのうちの約7割はアメリカ大豆だ。実はアメリカの大豆生産者の97%が家族経営で、限られた土地と資源を大切に、次世代に継ぐ事業目標を立て、日々努力を重ねている。それが安心・安全な大豆を日本に届けるための基盤となっている。

 

 アメリカ大豆輸出協会(USSEC)は、アメリカ大豆の新しい価値を伝えるために「サステナビリティ認証プロトコル(SSAP)」制度を取り入れた。これは環境への負荷が少なく、サステナブルな方法で生産・管理された大豆に対して証明書を発行するシステムだ。今年の7月1日時点で、日本に輸入されているアメリカ大豆のうち、約96%にあたる約190万㌧が、SSAP認証付きの大豆となっている。

 

 また、世界で持続可能な開発目標(SDGs)の達成への関心が高まる中、アメリカ大豆生産者は図の6つのS D Gs目標に取り組んでいる。6つの最優先目標に対して「大豆の生産性向上・2」「水利用効率・6」「資源の持続可能な管理 ・12」「気候変動対策・13」「土壌の回復・15」「パートナーシップ ・17」で実践。環境保全のために長期計画を立て、不耕起栽培による土壌の保全、生物多様性の向上や土地・水の利用効率の改善、燃料消費や二酸化炭素(CO2)の削減に取り組む。ドローンやGPSなどの精密技術を駆使し、広大な農場を管理し、効率のよい持続可能な農業を可能にしている。

 アメリカの大豆業界は、世界第2位の主要大豆生産国として、安心・安全でより高品質で安価な原料を求める顧客の要望に応えるために、健康や地球環境に配慮した取り組みを加速していく。