FAQ

Q1.導入前に考えておくことは何ですか?


A1.

 あらゆるプロジェクトにも共通しますが、まずは流通BMSによるEDIの導入目的を明確にし、必要 な体制を作ることから始めます。以下に示す5項目を検討し、自社の環境が流通BMSに対応できる と判断してから準備を進めてください。

 

 


Q2.中小の小売店や卸売業でも導入できますか?

 

A2.

 流通BMSは、規模を問わず導入できます。最初にEDIシステムを自社で導入するか外部に委託するかを検討しましょう。自社型モデルの場合、柔軟な運用が可能で、障害に対して素早く対応できるメリットがあります。反面、運用が複雑になるデメリットを抱えています。

 

 外部に委託する方法は、自社の運用をすべて任せる「アウトソーシング型」と、汎用のシステムを共同で利用する「VAN・ASP型」の2タイプがあります。共に煩雑な運用を委託できるメリットがある反面、取引先との間に委託先のセンター運用が介在するため、高速連携を要する運用は難しくなります。

 

 アウトソーシング型は、アウトソーシング先が取引先のEDIセンターとして機能するシステムです。管理や運用の負荷が軽減できるメリットがある一方、障害時などに柔軟な対応ができないデメリットがあります。

 

 VAN型は、VAN会社がデータの送受信を中継するシステムで、ASP型はデータの送受信だけでなく受発注やデータ管理もアウトソーシングするサービスです。いずれもシステム形態やサービス内容は委託先の会社によって異なります。初期費用が抑えられるメリットがある反面、データ容量により料金が変わるため大容量データをやり取りするとコスト高になる可能性があります。

 


Q3専用サーバは必要ですか?

 

A3.
 専用サーバがなくてもクライアント1台から運用が可能です。運用の規模に合わせてサーバ型またはクライアント型を選んでください。大手の卸・メーカーや小売の場合は、サーバ型での運用が現実的です。小規模の卸やメーカーでは、クライアント型による運用も選択肢に入るでしょう。クライアント型では、通信と業務アプリケーションを備えたパッケージも市販されています。

 

 通信手順はサーバ型がebXML MSまたはEDIINT AS2で、クライアント型がJX手順です。日々の通信量が多いなら、サーバ型(ebXML MSまたはEDIINT AS2)をおすすめします。

 

Q4.導入コストはどれくらいかかりますか?


A4.
 ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、設計・開発費用、接続テスト・移行費用などに対してRFP(Request For Proposal / 提案依頼書)を作成し、ベンダーに見積作成を依頼してみましょう。大規模なサーバ型は初期導入コストがかかりますが、VAN・ASP型は低く抑えることができます。

 

 

 

Q5.導入期間はどの程度かかりますか?


A5.

 流通BMSを初めて導入する場合、サーバ型は6ヵ月、クライアント型は3ヵ月~4ヵ月程度が目安となります。ただし、システムの規模やアプリケーション改変の有無により前後します。取引先の追加は、適用範囲を拡大するだけなので期間は短縮されます。

 


Q6.自社でEDIシステムを構築する際に必要となる機能は?


A6.

 流通BMSは、データフォーマットおよび項目がXMLで標準化されています。そのため、XMLフォーマットを自社フォーマットに変換する「マッピング処理機能」が必要です。また、標準通信プロトコルに準拠した「通信機能(EDI通信ソフト)」、「送受信管理機能」、「送受信制御機能」などが合わせて必要となります。VAN・ASPなどのサービス内容によっては、自社で用意する必要のない機能もあります。

 

 

 

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