アメリカ産の新しい高オレイン酸ソイオイル(大豆油)

2020.9.30

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 ソイオイル(大豆油)はパーム油についで、世界で2番目に消費量が多い食用油脂だが、ここ最近アメリカで注目を集めているのが「高オレイン酸ソイオイル」だ。
 この新しいソイオイルはさっぱりとした風味が特徴で、食材を引き立て胃もたれしにくく、揚げ物に向いている。オレイン酸の含有量が多く、LDL(悪玉)コレステロールを増やすとされる飽和脂肪酸は従来の大豆油と比べ20%減少。加熱調理に強く、素材の味や機能を損なうことなく、従来の油よりも揚げ油の寿命を2~3倍延ばせる。べとつきが少なく、泡立ちやフライヤーの汚れが低減して手入れが容易なことも、外食産業に携わる事業者にとってはうれしい。2027年にはアメリカにおけるソイオイル生産の約4割に達することが目標とされている。

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高オレイン酸ソイオイルの特長とは

◆ 加熱調理に強く酸化安定性にも優れ、長時間使用できる

◆ トランス脂肪酸を含まない健康油脂である

◆ 酸化安定性により、油脂調理食品の保存期間が2~3倍延長できる

◆ 油の重合※が起こりにくいので調理場をより清潔に保てる

※不飽和脂肪酸同士の結合、油の粘度を上げるため、油汚れの原因となる

 

 

高オレイン酸ソイオイルを活用したおすすめメニュー

●アンチョビチーズアボカドミニ春巻き

 春巻きの皮の中に、アボカド・チーズ・アンチョビを入れて揚げる、おしゃれなおつまみレシピです。大豆油は酸化しにくいため、作り置きにもぴったりです。

 

【12個分レシピ】

①春巻きの皮4枚を縦に3等分する。

②ビニール袋にアボカド1個、ピザ用チーズ50g、ペースト状に刻んだアンチョビ大さじ1/2、乾燥バジル小さじ1/2、レモン汁大さじ1/2を加えて、ペースト状になるように混ぜ、12等分し、①の皮の角にのせ、三角形に折りたたみながら包む。巻き終わりにのり(小麦粉大さじ1を水大さじ2でといたもの)をつけてとめる。

③180℃の大豆油適量で、きつね色になるまで揚げる。

 


●揚げそうめんのパリパリ麺サラダ

 コンビニでも人気のパリパリ麺サラダの簡単レシピです。大豆油はさっぱりと仕上がるため、揚げ物でも後味が軽く胃もたれしにくいです。またドレッシングにも活用できます。

 

【1人前レシピ】

①そうめん100gをパッケージに表記の時間通りゆで、水をしっかりと切る。サラダ用のレタス、ミニトマトなどお好みの野菜を適量用意する。

②160℃の大豆油適量で、そうめんがきつね色になるまで揚げる。

③②を崩しながら器に盛り付け、サラダを添える。

④ドレッシング(すりおろし玉ネギ1/4個、しょうゆ大さじ2、酢大さじ1、みりん大さじ1、砂糖大さじ1、大豆油大さじ1を耐熱容器に入れてレンジ500Wで2分加熱後、粗熱をとる)をかける。

 


高オレイン酸ソイオイルの特長を活用できる食品例]

・ディープフライ食品、鉄板焼き食品

・マヨネーズ、ドレッシング

・植物性の生クリーム

・スープ(具材いため用オイル)

・ケーキやクッキーのアイシング(デコレーション)

・グレイビーソース(肉汁とオイルなどを合わせたソース)

・離型油(離型を促すための潤滑剤として利用)

 

 

 

 アメリカ大豆輸出協会(USSEC) http://ussoybean.jp/

 

 

 

 

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